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Tegalog

日々のつぶやき、短文、落書きなど

No.75

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ストーリー、王道と、王道をあえての外し、について。
王道、最近「人と違う自分」にこだわりすぎて例えば「結局、何一ついいこともなく死んでしまいました。おわり」みたいな読者が誰も望んでいない誰も得しない終わりや展開が増えているという話の流れを見ました。
確かに「そんなの考えもしなかった!」っていうのは望んでいるけど「主人公が何も成し遂げなかった」とか、なんだったんだみたいなのは望んでないというか。
なるほど〜と思いました。
そこでも「具体的に、どうして欲しいかは難しすぎて作者たちにゆだねるしかないんだけど…」という結論になっていましたが。
王道、難しいですね。
今、呪術廻戦読んでるんですけど宿儺という巨悪に親友(?)伏黒が乗っ取られて主人公虎杖が立ち向かう、って感じでやってるんですけど、例えば「宿儺に乗っ取られた伏黒が逆に宿儺をがんじがらめにして『俺ごと打ち抜け!』と叫んでためらいを捨てて虎杖が渾身の一撃で伏黒ごと宿儺を倒す」っていうのでも全然アツいわけですよ。
色々あるけどそういうのもすごくいい。
ただそういう展開って50万回くらい見た!って言ってしまえばそうなわけで、そういう時作者は「意表を突かなきゃだめなんじゃないか?」から「主人公殺した方がみんなびっくりするんじゃないか?」っていう誘惑と心配に駆られるわけです。
でもそれはかなり悪手なわけで。
望まれてないんですよ。(そうなってももっといい展開にさせる!ってきまってるのかもしれないのでただの一例だと思ってください)
難しいですね、オリジナリティ。
でもなにかの軸をしっかり守りつつ人と違うひねりを加えたい、っていう探究心は持っていたいですね。
味とマンネリも全然別物だしね〜。
もっと勉強しようっと。畳む

日記