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No.132
日記 2023.11.12(Sun) 15:17 No.132
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この小さなガラスケースを持ち歩きながら、おそらく『彼』は浜辺で日がな一日、色とりどりの貝殻を身をかがめて採取していたのでしょう。
明るい海を思えばいいのに私の中の『彼』は暗い海の浜辺で、唯一「色を放つもの」を探し続けて歩いている、そんな風景を思い浮かべてしまいます。
そして今日本にケースだけが残されて、色とりどりの硝子のかけらを入れられている。
『彼』はどう思うのか。
……などという妄想です。
二枚目は工房で作られるマーブル玉とも言われるビー玉です。
中に薔薇が入っているように色ガラスを入れていく過程は私には想像もつきません。