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No.132
元々この錆びた入れ物は、貝殻が入っていました。
元々この錆びた入れ物は、貝殻が入っていました。
貝殻は脆く崩れてしまい、今入っているのは硝子工房で使う硝子棒の切れ端です。
この小さなガラスケースを持ち歩きながら、おそらく『彼』は浜辺で日がな一日、色とりどりの貝殻を身をかがめて採取していたのでしょう。
明るい海を思えばいいのに私の中の『彼』は暗い海の浜辺で、唯一「色を放つもの」を探し続けて歩いている、そんな風景を思い浮かべてしまいます。
そして今日本にケースだけが残されて、色とりどりの硝子のかけらを入れられている。
『彼』はどう思うのか。
……などという妄想です。
二枚目は工房で作られるマーブル玉とも言われるビー玉です。
中に薔薇が入っているように色ガラスを入れていく過程は私には想像もつきません。

貝殻は脆く崩れてしまい、今入っているのは硝子工房で使う硝子棒の切れ端です。
この小さなガラスケースを持ち歩きながら、おそらく『彼』は浜辺で日がな一日、色とりどりの貝殻を身をかがめて採取していたのでしょう。
明るい海を思えばいいのに私の中の『彼』は暗い海の浜辺で、唯一「色を放つもの」を探し続けて歩いている、そんな風景を思い浮かべてしまいます。
そして今日本にケースだけが残されて、色とりどりの硝子のかけらを入れられている。
『彼』はどう思うのか。
……などという妄想です。
二枚目は工房で作られるマーブル玉とも言われるビー玉です。
中に薔薇が入っているように色ガラスを入れていく過程は私には想像もつきません。


日記 2023.11.12(Sun) 15:17 No.132